学びに迷う人の背中を押せる仕事を

グロービスを選んだ理由 - 「思考の型」を武器にしたかった
インタビュアー: 転職のきっかけと、グロービスを選んだ決め手を教えてください。
藤岡: いまは3社目で、前職ではEC系の会社でQAリードを担当していました。
自分を育ててくれた環境には感謝している一方で、「別の文化や考え方に触れて、QAとしてもう一段成長したい」という思いが強くなり転職を決意しました。
30〜40社ほどカジュアル面談も重ねる中で、改めてQAの本質は課題解決・問題解決だと感じていて、思考の型を磨ける環境を探していました。
グロービスを意識したのは、約6年前にクリティカルシンキングの講義を受けた経験が大きいです。そこで「こういう思考法を大事にする人たちと働けば、自分の考え方もさらに鍛えられる」と感じました。面接の場でも「ぜひ来てほしい」という前向きな空気を受け取り、ここなら挑戦できると思えたのが決め手になりました。
今の仕事内容 - 学習体験を支えるQAと、再現性づくり
インタビュアー: 現在の主な仕事内容について教えてください。
藤岡: 学習サービスのアプリを中心に、学習ページ周りのQAリードを担当しています。
ユーザーが気持ちよく学べる体験を届けるために、品質の担保そのものはもちろんですが、メンバーの頑張りに頼らない形にしていくことも重視しています。具体的には、自分以外のメンバーでも同じ水準でQAを回せるように、教育や委任を進めながら仕組み化しているところです。
また最近は、外部サイト/外部システムとの連携領域のQAも担当し始めました。
LMS(学習管理システム)の併用検討などが進む中で、コース情報や受講履歴を連携する仕組みが求められています。その連携時の挙動が正しく、期待通りに動くことを確認していくのが役割です。
難易度が上がりやすく、人によっては苦手意識が出やすい分野でもあるので、「この人がいないと回らないQA」にならないよう、やり方を整えていきたいと思っています。
グロービスの好きなところ - 「新しいものを試す」ことが当たり前
インタビュアー: グロービスのどんな点が好きですか?
藤岡: 一番は、新しいものにチャレンジさせてもらえることです。
特にAIの活用に関しては、会社や部署全体として「まず触ってみよう」というエネルギーが強く、Devin、Notion、Cursor、Claude、Claude Codeなど、さまざまなツールを試せています。
まだ試行段階のものでも積極的に使っていける姿勢は、他社と比べても特徴的だと感じます。
加えて、社内イベントなども工夫されていて、組織として一丸になれる場づくりが丁寧です。入社後に大きなギャップはほとんどなかったのですが、良い意味で驚いたのは1on1の文化です。
上司・部下のラインに限らず、さまざまな組み合わせで1on1が行われていて、非常に良い文化だと思っています。
今の仕事で誇れるところ - 学びに迷う人の背中を押せる仕事
インタビュアー: 今の仕事の中で、「ここは誇りに思っている」というポイントはどこですか?
藤岡: 社会人向けの学習サービスに携われていることは、すごく誇りに思っています。
自分自身、社会人になってから数年の間、成長の仕方に迷った時期がありました。だからこそ、学びに悩んだり、少しくすぶっていたりする人の助けになれる可能性があるプロダクトを作れているのは、やりがいが大きいです。
もう一つは、任せてもらっているメンバーの成長を実感できる瞬間です。
彼らが力をつけていき、開発チームやステークホルダーから評価されているのを見ると、チームとして前に進めている感覚があります。
グロービスで挑戦したいこと・していること - AIを「使える形」に落とし込む
インタビュアー: これからグロービスで挑戦したいこと、あるいは今すでに取り組んでいるチャレンジについて教えてください。
藤岡: まずは、チームとしても個人としてもAIを「自分たちの使えるツール」に落とし込むことが最優先です。
AIを無視できない時代になっているのは明らかなので、チャンスをもらっているうちに、業務フローの中で活用できるポイントを実践的に見定めていきたいです。
個人的にはClaude Codeに強く可能性を感じていて、プライベートでもアプリ開発を始めるなど、まずは使い倒して学んでいます。
さらには、AIの扱い方そのものに向き合いたいと考えています。AIによって起きるのは「仕事の置換」ではなく「互換」だと思っていて、上位互換にも下位互換にもなり得るからこそ、どこまで任せ、どこを人が担うべきかを、ステークホルダーも巻き込みながら検討していきたいです。
そしてもう一つ危機感があるのが、いわゆる「AI第2世代・第3世代」が中身や仕組みを理解しないまま、ただ便利に使うだけの世代になってしまうことです。
頭を動かさずに使うだけのツールを増やしたくないし、予測できた事故を避けられない状況も防ぎたい。
だからこそ、AIを推進するなら、早い段階で仕組みやトレーニングを整え、学びながら安全に使いこなせる土台を作っていきたいと思っています。