AI活用で「上流から価値を高めるQA」へ

グロービスを選んだ理由 - 「教育」に向き合う仕事がしたかった

インタビュアー: 転職のきっかけと、グロービスを選んだ決め手を教えてください。
奈須野: これまで家庭用ゲームやスマホゲームアプリの会社でQAエンジニアとして働いてきましたが、次はより広い領域でサービスやプロダクトに向き合ってみたいと思うようになりました。 ちょうど子どもを授かったこともあり、教育の大切さや「どんな価値を社会に届けたいか」を改めて考えるようになったのも、大きなきっかけです。
転職活動では医療系のWebサービス企業なども見ていましたが、最終的に惹かれたのは、グロービスが「教育」を事業としてど真ん中に置いているところでした。
決め手になった出来事もあります。最終面接の予定が出産の立ち会いと重なってしまい、面接の1時間前に急遽日程の再調整のお願いをしたのですが、人事の方がとても温かく対応してくれました。そのときに、会社の空気や人のスタンスが伝わってきて、「ここで働きたい」と強く思いました。

今の仕事内容 - QAユニットリーダーとして“チームが機能する”状態をつくる

インタビュアー: 現在の主な仕事内容について教えてください。
奈須野: 現在はグロービスのプロダクトで、QAユニットリーダーとしてチームの取りまとめを担っています。 開発サイクルが変化していく中で、QAとしてどう伴走していくかを調整したり、経営の方針をチームに伝えつつ現場のフィードバックを集めたり、人員リソースの調整や採用活動にも関わっています。
QAチームの強みのひとつに、横連携の強さがあります。 他プロダクトのQAユニットリーダーと定期的に情報交換し、各チームで出てきた課題をシェアして解決のヒントを持ち寄ったり、AIの使い方のような技術的なテーマも共有しています。 QAチーム全体会も月1回開催されていて、横断で学び合える土台があるのは大きいと感じます。

グロービスの好きなところ - 率直だけど、ハートフル

インタビュアー: グロービスのどんな点が好きですか?
奈須野: 「率直に意見をぶつけながらも、相手の意見を尊重する」ハートフルコミュニケーションの文化が好きです。結論まで素早くたどり着きつつ、その後きちんとロジックで説明してくれる人が多く、建設的に議論が進む感覚があります。
まっすぐに言うべきことは言うけれど、人を傷つけたり他責にしたりしない。純粋に問題解決に向かっている姿勢が伝わってくるので、安心して意見を出せる環境だと思います。
一方で入社前は、オフィスにスーツやネクタイの人が多いような堅い雰囲気を想像していました。実際は私服でフランク。良い意味でギャップがありました。

今の仕事で誇れるところ - 自律したメンバーと、健全なハレーションを越えられる

インタビュアー:今の仕事の中で、「ここは誇りに思っている」というポイントはどこですか?
奈須野: チームメンバーが自律的で、リーダーとしてマイクロマネジメントをしなくても前に進められるところは、誇りに思っています。信頼できるメンバーばかりで、他職種の方とも良好な関係を築けています。
もちろん、開発を進める中で必要なハレーションは起こります。ただ、それを感情的にぶつけ合うのではなく、建設的に話し合って解決できている。心理的安全性のある状態で「健全な摩擦」を越えられるのは、チームの強さだと感じます。
また、メンバーが今やっている仕事に納得できるように調整したり、不満があるときも不満に寄り添いながら解決に向けて動けている点も、大事にしているところです。

グロービスで挑戦したいこと・していること - AI活用で“上流から価値を高めるQA”へ

インタビュアー:これからグロービスで挑戦したいこと、あるいは今すでに取り組んでいるチャレンジについて教えてください。
奈須野: 今、QAチームとしてAI活用を推進しています。メンバー全員にAIコーディングツール(Claude Code)を導入し、リリース回数が増えるなどの開発サイクルが変化していく中でも、QAとしてしっかり伴走できるように業務サイクルの改善に取り組んでいます。 その一環として、タスクや情報がNotion・GitHub・Figmaなどに散らばっている状況を整備し、タスクの可視化・リスト化も進めています。メンバー間でAI活用スキルにばらつきがあるので、「全員が使える状態」をつくることも目標です。
中長期では、AIに任せられる仕事の領域を増やし、そこで生まれた時間を「人間がやる価値の高いところ」に使っていきたいと思っています。 たとえば、サービス開発前や開発を始める時点で、不具合を作り込まないための提案や事前検知ができるQAへ。不具合を見つけるテストチームにとどまらず、プロダクトの価値を高める方向へ進みたいです。
そのために、開発チームが本当に求めているものは何かをヒアリングしながら、今やっていることの中から事前にできることや価値を見つけていく。QAとしての意義を問い続けながら、前に進めていきたいです。