自社サービスで教育に挑む

グロービスを選んだ理由 - 自社サービスで、教育に関わる仕事がしたかった

インタビュアー:転職のきっかけと、グロービスを選んだ決め手を教えてください。
荻野:前職ではSI企業で約9年、受託開発の仕事をしていました。作ったシステムと長く付き合うというより「納品しておしまい」になりがちで、だんだんと自分の中で達成感や愛着を持ちにくくなってきたんです。 せっかくなら、自社サービスとして長く改善し続けていけるプロダクトに関わりたい、自分の仕事がユーザーの変化に結びつく感覚を持ちたいと思い、転職活動を始めました。
その中で、前職がグロービスの「グロ放題」を契約していたこともあり、もともと社名は知っていましたし、「教育×自社サービス」という組み合わせに強く惹かれました。 世界に通用するリーダー人材を育てるという理念にも共感し、自分の経験を活かしながら社会に貢献できるイメージが持てたことが、最終的な決め手になりました。

今の仕事内容 - GLOPLA Solutionの開発とスクラムマスター

インタビュアー:現在の主な仕事内容について教えてください。
荻野:法人向け集合研修で利用している学習管理システム「GLOPLA Solution」の開発チームに所属しています。役割としてはエンジニアでありつつ、スクラムマスターとしてチームの開発プロセスを整えたり、振り返りをファシリテートしたりすることが大きな比重を占めています。 新機能の開発と既存機能の改善・保守の両方を担当していますが、単にチケットを消化するだけでなく、「この機能は本当にユーザーの役に立っているのか」「もっと良い提供の仕方はないか」をチームで議論しながら進めているのが特徴です。
スクラムマスターとしては、スプリント計画やレビュー・レトロスペクティブを通じて、チームが自分たちで課題を見つけて改善していけるような場づくりを心がけています。

グロービスの好きなところ - 愛着と「お祭り感」のある会社

インタビュアー:グロービスのどんな点が好きですか?
荻野:一番好きなのは、みんなが自分の仕事やプロダクトにすごく愛着を持っているところです。単に「与えられた仕事をこなす」というより、「もっと良くできないか」「ユーザーにどう届くか」を楽しそうに語る人が多いんですよね。
象徴的だったのがグロービスのロゴ刷新のプロジェクトで、全社を巻き込んで色や形の案を共有したり、アンケートを取ったり、かなり“お祭り”のような盛り上がりがありました。 教育系の会社というと、外からは「きっちりしていて硬そう」というイメージを持たれがちですが、実際にはおふざけにも本気で、フェスやリトリートなどオフの時間も全力で楽しむ文化があります。 そうした「真面目さ」と「遊び心」が良いバランスで同居しているところが、とてもグロービスらしくて好きですね。

今の仕事で誇れるところ - 困難なテーマでも、チームで「やり切る」

インタビュアー:今の仕事の中で、「ここは誇りに思っている」というポイントはどこですか?
荻野:個人としてというより「チームとして誇らしい」と感じているのは、どれだけ長期で難しいテーマでも、きちんと最後までやり切る文化があることです。
最近だと、構想自体は5年ほど前からありながら、優先順位や技術的なハードルもあってなかなか着手できなかった機能を、ようやくリリースできたケースがありました。 途中でメンバーの入れ替わりもありましたが、定期的な振り返りの中で「そういえばあの機能、まだやれていないよね」と話題に上げ続けてきたことで、アイデアが闇に葬られずに済んだんです。
ユーザー部門から「業務がすごく楽になりました」といった声を直接もらえた時は、「ちゃんと時間をかけて向き合ってきて良かった」と心から思いましたし、そういう積み重ねができるチームで働けていること自体が、自分の誇りになっています。

グロービスで挑戦したいこと・していること - 次世代スクラムマスターと「より大きな枠」での伴走

インタビュアー:これからグロービスで挑戦したいこと、あるいは今すでに取り組んでいるチャレンジについて教えてください。
荻野:直近のチャレンジとしては、スクラムマスターとして自分がチームをリードするだけでなく、「次のスクラムマスターを育てる」ことに取り組んでいます。
育休に入るタイミングで引き継ぎ資料を作成し、これまでどんなことを意識して振る舞ってきたのかを言語化したのですが、そのプロセスの中で「役割を一人で抱えるより、再現可能な形にしていく方がチームのためになる」と実感しました。 今は、必要以上に手を出さずに見守りながら、失敗しても振り返りを通じて学びに変えられるような環境づくりを意識しています。
もう少し先の目線では、開発チームの枠を超えて、ビジネス側や要件定義フェーズにも深く関わり、集合研修事業全体をひとつの「大きなスクラム」として回していけるような役割に挑戦したいです。そのために、徐々にビジネス側のミーティングに参加するなど、フィールドを広げる準備を進めているところです。